第三の目を持つ一族 -人類にも不思議な能力が潜んでいる

ミステリー

まずは簡単な実験をしてみませんか?

眉間に感じる不思議な感覚

今回の内容を始める前に、少し簡単な実験にお付き合いください。眉と眉の間、眉間部分を、指やペンで指してみてください。ただし、肌には接触させずに、数ミリの離した場所で指してください。いかがですか、眉間部分に痒みでも痛みでもない、何か疼くような感覚がしていませんか?私たちの体のパーツの中で、眉間部分だけがこのように、近づいてくる物を感じ取ることができるのです。何か超能力を持っているように感じてしまうこの眉間部分は、なぜこんなにも敏感なのでしょう?

その答えは、「第三の目」という存在にあります。今回は、神話・宗教とサイエンスの視点から、第三の目について考えていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。

第三の目とは?

神話や宗教の視点から

第三の目は、世界中の神話や宗教の中で頻繁に登場しています。以前の投稿でも少しお話しましたが、マヤ文明の神話によると、人類が誕生する前、地球には4つの高度な文明が存在していました。その4つの中で最初に登場したのは、「マトラクティル・アート(Matlactil Art)」という文明です。その時代に生きていた種族は、全員が眉間部分に第三の目を持っていました。目の色は数種類あり、それぞれの色は異なる種類の不思議な能力を持っています。マヤ神話の描写から見ると、マトラクティル・アートの文明レベルは、現代の人類より遥かに発達しています。

真実の目
真実の目

ただし、彼らが文明を進化させることができたのは、科学技術の力ではなく、「精神的な力」のようです。そして、マトラクティル・アートの後に続いた3つの文明は、徐々にその精神力が落ちてきたそうです。マヤ神話の線で見てみると、5つ目の文明として登場した現代の人類は、その「精神的な力」を完全に失っています。

しかし、私たちの文明は、第三の目という存在を忘れてはいません。このチャンネルの名前である「真実の目」とアイコンは、「ホルスの目」から来ています。ホルスの目は、エジプト神話の中で「全てを見通す知恵」という全知の象徴になっており、以前の種族が持っていた第三の目を描写していると言われています。また、インドの民族宗教であるヒンドゥー教の最強の神である「破壊神シヴァ」も、第三の目を持っています。ヒンドゥー教徒の女性が、眉間の少し上の場所に、赤い丸や目の形をした装飾品を付ける場合があります。これも、第三の目を意識していると言われています。さらに仏教においても、仏の眉間のやや上に、白毫(びゃくごう)という丸い突起物があります。これも、第三の目を象徴していると言われています。そのほか、アステカ文明、トルテカ文明、オルメカ文明とインカ文明などの古代文明にも、第三の目と思われる象徴が存在しています。

サイエンスの視点から

松果体

次は神話や宗教から離れて、サイエンスの視点から第三の目を見ていきましょう。私たちの眉間部分の延長線上に、松果体という脳器官があります。この器官は松かさ(pinecone)のような形をしていることから、松果体(pineal body)という名前が付けられました。松果体は、睡眠と大きく関わるメラトニンというホルモンを分泌します。明るい日中には、松果体はメラトニンの分泌を抑制し、人に活力を与えます。暗くなった夜には、松果体はメラトニンの分泌をしはじめ、体を落ち着かせ自然な眠りを誘います。

真実の目
真実の目

これだけを聞くと、松果体は第三の目と何の関係もなさそうですが、実は松果体には、光受容細胞があるのです。これらの光受容細胞には、眼の視細胞と似たような特徴を持つ細胞も存在し、それだけではなく、眼球にしかない網膜と硝子体の退化した構造も発見されています。

爬虫類の額に見つかった小さな穴

これらのことから、進化生物学では、松果体は目と同じ起源を持っており、退化する前の松果体は、1つの大きな器官であった可能性が高いと提言しています。さらに、爬虫類の化石から、額に小さい穴が開いている化石が見つかっています。これは、当時の爬虫類が両目以外にも、第三の目を持っていたことを示唆しています。一部の研究者は、進化の過程において、現在の生物たちが持っている両目よりも、松果体のほうが先に目として機能していたという考えも報告されています。この眉間部分にあった目はいつから、どのような理由で退化したのかはまだ解明されていませんが、退化する前の第三の目は、一体どのような機能を持っていたのかについて、今から僕の推測を述べたいと思います。

真実の目の見解

皆さんも気が付いているかもしれませんが、第三の目はいつも「全知」や「知恵」などの概念とリンクしています。もしマヤ神話が伝えている「マトラクティル・アート」という全員が第三の目を持つ文明が本当に存在していたのであれば、その文明が持っていた知識の量は、恐らく現代人類よりも遥かに超えています。なぜなら、第三の目の本当の機能は、「知識の取得」もしくは「知識の読み取り」だと僕は考えているからです。

第三の目による「知知識の習得・読み取り」

それはどういうことかと言うと、「アカシックレコード」の動画や投稿と少し重複した内容になりますが、この宇宙には、宇宙の全ての出来事、宇宙における全ての情報と知識が記録されている媒体が存在している、という説が提唱されています。その媒体には様々な名前が付いていますが、最も知られているのは、「アカシックレコード」という名前で呼ばれています。歴史上には、天才数学者のラマヌジャン、発明家・物理学者のニコラ・テスラ、万能人とも呼ばれているレオナルド・ダ・ヴィンチなどは、彼らの生きていた時代より数百年も先の概念や理論を提唱していました。それは、彼らがアカシックレコードから知識を得ていたのではないかという推測があります。

宇宙に存在する記録媒体 -ブラックホール

オカルト的に聞こえているかもしれませんが、宇宙には情報を記録する媒体が本当に存在しているのかもしれません。それが、ブラックホールです。物理学者たちの研究によれば、物質がブラックホールに吸い込まれた後、それ自体は素粒子レベルにまで分解され、完全に消滅しますが、その物質に含まれていた情報は、ブラックホールの表面である「事象の地平面」に投影(保存)されます。ここで言う「情報」というのは、物質を構成している粒子の種類、粒子の並び方などの情報です。どんな物体でも、それを構成している粒子の情報と、同じ種類の粒子を手に入れることができれば、技術さえあれば理論上、その物体を完全に複製、もしくは復元できます。つまり、ブラックホールの表面である「事象の地平面」は、情報を保存する媒体です。そして、ブラックホールと同じ物理法則の支配下にあるこの宇宙でも、同じような情報の投影(保存)が起き得るのです。宇宙にも、「宇宙の地平面」という宇宙全体を覆う表面が存在すると言われています。この「宇宙の地平面」には、宇宙に含まれる全ての情報が保存されており、アカシックレコードの正体かもしれません。

記録媒体から「情報」を読み取る方法 -松果体
二コラ・テスラ

では、これは第三の目とはどんな関係があるのでしょうか?個人的な推測ですが、第三の目は、「宇宙の地平面」に保存されている情報を読み取ることができます。ニコラ・テスラは複雑な機械を設計する時に、いつも「設計」という段階をスキップしていました。彼によると、

「装置の仕組みと構造は、既に映像のように脳内でできていて、それを再現すれば、装置を完成する事ができる」

ということです。これは恐らく、ニコラ・テスラは松果体を通じて、情報を読み取れていたからです。その仕組みとしては、第三の目もしくは退化する前の松果体は、「宇宙の地平面」に保存されている情報を光信号に変換し、それを松果体にある光受容細胞で感じ取ります。この時、脳内には映像として情報を読み取ります。

ほぼ無限に離れている「宇宙の地平面」に含まれている情報を、どのように第三の目で「見る」かについてですが、「虚数」についての動画や投稿で、「量子もつれ」という不思議な現象を紹介しました。この量子もつれは、「不気味な遠隔作用」とも言われており、それをうまく利用することができれば、1万光年だろうが、1億光年だろうが、どれほど離れていても、瞬時に情報を伝達することができます。ですので、松果体を通じて「宇宙の地平面」にある情報を読み取ることに、この量子もつれも深く関わっているのかもしれません。

意図的に退化されられた松果体

松果体が退化し、知識や情報を読み取る力を失った現代の人類は、自分たちの脳で新しい知識を探究し、長い年月の知識の蓄積によって、やっと今のレベルにまで文明を発達させました。しかし、このような知識の探究の仕方は、直接第三の目で正解の情報を読み取る方法に比べ、劣っていると言っても良いでしょう。

マヤ神話が伝えているように、最初の文明から今の文明に至るまで、松果体の力が徐々に失われてきたのが事実であれば、それは「誰か」の意図的な操作による結果という可能性もあると思います。この「誰か」というのは、宇宙文明の動画や投稿でお話したレベル4以上の存在の可能性もありますし、「地球刑務所」の動画や投稿でお話した、私たちを地球に禁固した高度な存在の可能性もあります。もしこれが真実であれば、人類は絶望的な状況に置かれているのではないでしょうか?

既に不完全な私たちの松果体は、加齢とともに石灰化をしていきます。その上、現代社会で毎日使用されている歯磨き粉や水道水の中には、「フッ素」が添加されています。このフッ素は、松果体の石灰化を加速させてしまうという研究結果があります。フッ素による松果体の石灰化は、陰謀論がよく取り上げるテーマの1つですが、この投稿の内容をベースとして考えれば、このような陰謀論も、まったくの事実無根ではありません。

おわりに

この現代社会の中でも、自ら都市部を離れて、あえて辺鄙なところで原始的な生活をする人たちがいます。多くの人にとって理解しがたいであろうこの行動は、もしかすると、松果体の機能を取り戻すために、このような道を選んだのかもしれませんね。

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