地底文明は存在する、しかも人類の文明より数千年も進んでいる

ミステリー
今回のポイント
  • 地底文明は本当に存在しているのでしょうか?
  • 彼らはどのような存在なのか?
  • なぜ彼らは地下に住んでいるのか?

はじめに

地底人や地下世界に関する都市伝説を聞くことがありますが、地底文明は本当に存在しているのでしょうか?そうであれば、彼らはどのような存在なのか?なぜ彼らは地下に住んでいるのか?気になりますよね。

今回は、地底文明に関係するいくつかの歴史的事件、宗教での物語、現代の科学者による地下構造に関する不思議な研究結果などを紹介しながら、地下にあるもう一つの世界について語っていきたいと思います。冒頭の三つの質問の答えもでていますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

ソ連兵によって占拠された国会議事堂

ヒトラーによって調査されたアトランティス人

「生命の泉」プロジェクト

まず話は地底文明と全く関係のなさそうなアドルフ・ヒトラーからスタートします。1945年4月23日、ソ連軍がベルリン市内に突入し、7日後にベルリンが陥落、ヒトラーも自殺しました。ソ連兵が国会議事堂を占領した後、地下室で一人アジア人の遺体を発見しました。彼は袖なしの短い上着と、濃い赤色の袴を羽織っており、どう見てもチベットの僧侶の服装でした。

なぜナチス・ドイツの国会議事堂にチベット僧侶の遺体があるのか、当時は誰も分かりませんでしたが、後の調査でその理由が明らかになりました。これはヒトラーが立ち上げた「レーベンスボルン」または「生命の泉」とも呼ばれていた大きなプロジェクトと関係があります。ヒトラーは、ユダヤ人以外の青い目と金髪を持つ白人のことをアーリア人だと主張していました。

アーリア人とはインド・ヨーロッパ語族の諸言語を使う民族の共通の祖先のことを指しています

ヒトラーは青い目と金髪を持つ白人のことをアーリア人だと主張

ある仮説によると、高度な文明を持つアトランティスが海に沈んだ後、僅かに生き残ったアトランティス人が、その血筋を守るために他の人種と家庭を築き、多くの子孫を残しました。その子孫たちが後のアーリア人となったそうです。

純血のアトランティス人は様々な不思議な能力を持っていますが、他の人種の血が混じった混血のアトランティス人つまりアーリア人ですが、その大部分の能力は欠落しましたが、祖先たちの一部の能力はまだ残っています。ヒトラーは、自分たちゲルマン人がアーリア人の子孫だと深く信じており、人的に選別した男女でアーリア人の純血性を戻すことを目的として、「生命の泉」というプロジェクトを立ち上げました。

純血のアトランティス人に関する情報を探る探索チーム

噂によると、プロジェクトが実施されている最中に、ヒトラーが、純血のアトランティス人の子孫がチベットに隠れて暮らしているという情報を手に入れました。そこのアトランティス人とのコンタクトを目的に、1938年、ヒトラーが人類学者、物理学者、植物学者などで構成された探索チームをチベットに派遣しました。探索チームはチベットの各地で、住民たちの眼球の色、髪の色、頭部の形などを調査しながら、アトランティス人に関する情報を探っていました。

「シャンバラ」という地下世界

高度な文明を持つ種族が住んでいるとされる地下世界「シャンバラ」

様々な情報の中で1つ気になるものがありました。チベット仏教とチベットの民族宗教であるボン教には、「シャンバラ」という地下世界の言い伝えがあります。その言い伝えとは、シャンバラの入り口は、チベット高原西部のカイラス山にあり、その地下世界には高度な文明を持つ種族が住んでいる。シャンバラの国土の形は同心円の形をしており、円の中心には光る宮殿があり、そこには国のリーダーたちが住んでいる。

「対話篇」の中で記述されているアトランティス大陸にある宮殿

アトランティスに詳しい人なら既に気が付いたかもしれませんが、古代ギリシャの哲学者であるプラトンの「対話篇」の中で記述されている高度な文明を持つアトランティス大陸も、同心円の形をしており、その中心には国にとって最も重要な宮殿があり、国のリーダーたちがそこに住んでいたということです。

探索チームがこれらの情報をヒトラーの元へ持って帰ると、ヒトラーがすぐに2回目の探索チームをチベットに派遣しました。しかし、2回目の探察チームはインドでイギリス軍と遭遇し全員が捕獲され、チベットに到達することができませんでした。なぜヒトラーがこんなにも執着していたのか理解できない人が多いと思いますが、恐らく彼は地底文明の存在に関する何かの確実な情報を手に入れていた、と僕は思います。

近代の技術によっても存在が示唆されたアトランティス大陸

地底世界などと言うのはただの都市伝説だろうと思う人がほとんどだと思いますが、実はある研究の成果によって、地底世界の存在の可能性が示唆されました。この研究は、アメリカ、カナダそして中国の研究者によって実施され、2015年にその研究成果を「Solid Earth」という科学誌に発表しました。

研究チームは2007年から2011年の間に東アジアで起きた227回の地震に対する地震波のデータを用いて、スーパーコンピューターで4年を掛け、チベット高原の地下構造の全貌を解明しました。なんとチベット高原の地下は、ほぼ空っぽであることが分かりました。

チベット高原の地下構造

このマップがその地下構造を示しています。これはどれほどの広い空間かというと、まるで囲った、全体の構造のほんの一部しか占めていない小さい空間でさえ、日本全土がすっぽり入る広さです。さらに、リモートセンシング技術で地下岩石の成分を分析したところ、多くの岩石は金属と変わらないほどの電気伝導率を持っています。また、この広い空間の中に、あり得ないほどの量の水の分子も発見され、地下海洋が存在している可能性も示唆されました。

真実の目
真実の目

既に十分過ぎるほどの不思議な結果ですが、このほぼ空っぽである地下構造が、なぜ巨大なヒマラヤ山脈を持つチベット高原を支えられるのかは、研究者にとって最も理解しがたい点です。チベット高原の地下構造に関するその後の研究成果と新たな解釈は、なぜかそれから出ていませんが、チベット宗教にあるシャンバラの伝説、プラトンが残したアトランティス大陸に関する記述内容、ヒトラーの謎の行動、現代の科学者による研究結果には、「地下世界」という1つの共通部分がありました。都市伝説としか捉えられていなかった地下世界は、いろんな分野からその存在の可能性が示唆されました。

地下世界の都市伝説とともに、よくこのようなマップも出てきています。マップには、先ほど紹介したシャンバラも存在している上、地表からの地下世界への入り口がいくつか存在することが分かります。その中でも最も大きい入り口が南極と北極です。これもまた別の事件と共通する部分が出てきます。

南極観測プロジェクト -Operation Highjump

1947年、アメリカ海軍が大規模な南極観測プロジェクトOperation Highjumpを実施しました。

リチャード・バード少将

プロジェクトの指揮を執ったのは、当時の有名な探検家であるリチャード・バード少将です。1996年、バード少将が亡くなって40年後、彼の家族は、少将が書いた一冊の不思議な出来事が書かれてある日記を発見しました。

その内容を簡単にまとめると、

バード少将がOperation Highjumpで南極の上空を飛行していた際、2機の飛行物体と遭遇し、地底世界と思われる場所に連れて行かれました。その場所には森も川もあり、規模の大きい町もありました。少将がそこの住民と思われる金髪で背の高い白人と会談をした後、南極の上空に戻されました。彼はすぐに一連の出来事を上層部に報告しましたが、それが機密情報とされてしまい、誰にも語るなと命令された。

と言うことです。現在はその日記が都市伝説と思われていますが、南極には何かが隠されているというのは、少し調べるとすぐに気がつきます。

南極にはぼかしがかけられている箇所がいくつか存在

Google MapやGoogle Earthでたまにぼかしがかけられている場所があります。これは軍事施設の情報を守ることとテロのリスクを避けることが目的です。しかし、なんの軍事施設もなく、テロの目標にも成りえないであろう南極が、なぜか所々でぼかしが入っています。

また、アメリカの大規模監視プログラムであるPRISM(プリズム)を暴露し、ロシアに亡命した元CIA職員のエドワード・スノーデンが、次のような情報を暴露しています。アメリカの国防高等研究計画局のDARPA(ダーパ)が、さまざまな機密情報を根拠として、地球のマントルに人類よりもはるかに知的な生命体が存在していることと、地底人が出入りに利用する高度な乗り物の存在を確信しているということです。さらにDARPAがこれらの情報を定期的に大統領にも報告しているとのことです。

真実の目の見解

なぜ人類に接触してこないのか?

では、本当に地球の地底深くに高度な文明が存在しているのであれば、彼らはなぜ私たちと接触をしないのか?そしてそもそも、彼らはなぜ地下に住んでいるのか?この2つの点について僕は次のように考えています。

様々な伝説とバード少将の日記にあった内容から、地底世界には太陽のような常に熱と光を放つものが存在しています。それは間違いなく核融合反応技術による「人工太陽」だと思います。宇宙文明の動画や投稿で紹介したように、レベル1の文明から、主なエネルギーの取得手法が核融合反応になります。その技術を完璧に駆使できているということは、地球にある地底文明は、少なく見積もっても私たち地表文明より3000年以上進んでいる事になります。

ここで一つ面白い現象を紹介します。2つの文明の間にあまりにも差がありすぎると、お互いは干渉しなくなります。

例えば、世界には「未接触部族」という現代文明と一度も接触していない原始の生活をしている部族がいくつか存在しています。私たちの文明はこれらの部族より数千年も進んでいます。その結果、私たちとこれらの部族の間に何も起きていません。私たちが彼らを干渉しない理由は、彼らに何の興味も持っていないこと、関わっても何のメリットもないからです。逆に、彼らも私たちの世界に何の影響も与えられませんし、私たちの脅威でもありません。

地表にいる人類と接触を避けている地底文明

同じ理由で、私たちより数千年も進んでいる地底文明は、地表の人たちに何の興味もありませんし、関わりたくもありません。彼らが唯一感心を持っているのは、自分の居場所である地球の安全です。隕石事件の動画や投稿で紹介したあの隕石を貫通した謎の物体は、まさに地底文明の仕業だと僕は思います。しかし、地表の国々の間で、もし世界規模の核戦争が起きる場合は、地底文明が干渉してくると思います。なぜなら、大規模な放射能汚染が地底にも影響を与えるからです。バード少将の日記にも書いてありますが、地底人が少将を地底世界に招待した主な理由は、核兵器の使用を控えてほしいと、バード少将を経由してアメリカ政府の上層部に伝えることが目的です。

なぜ地下なのか?

次に、なぜ地下に住んでいるのかというと、これは恐らく、宇宙文明の主流が地表ではなく、地底だからだと僕は思います。

私たちが地表に住んでいるから、他の文明もそうであろう思ってしまいますが、実は地表には様々なリスクがあります。例えば、恐竜を絶滅させた隕石事件が未来に起きる確率が100%だと、スティーブン・ホーキング博士がよく言っていました。

また、火星のように、何らかの理由で地表の大気がなくなると、生命体にとって致命的な宇宙線が地表に到達してしまいます。そうなれば地表に住めなくなります。ですので、種族を長く生き残らせるためには、宇宙移民によって種族全滅のリスクを分散するか、生活の場所を地底に移すことによりそのリスクを減らすかのどちらか、もしくは両方をやるべきです。

人類が宇宙人を見つけられない理由も、ほとんどの文明が地下に住んでいるのが原因かもしれません。私たちが毎日見えている月、今から行こうとする火星の地下にも文明が存在しているかもしれません。現在の私たちはまだ地下に住む能力を持っていないので、地底文明との間で何も起きていませんが、いつか私たちが地下に進入しようとした時、彼らとの間で起きる「干渉」によって、何かが起きるかもしれないことを考えると、少し怖くなってきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました