誰かが地球を守っている、巨大隕石の空中爆発は偶然ではない

ミステリー

隕石が人類の最大の脅威

突然怖いことを言いますが、人類と地球が破滅する最速の方法はご存知ですか?世界規模の核戦争による破滅が最初に浮かぶかもしれません。現在地球上には約15,000個の核兵器があり、これらの核兵器を世界中で爆発させると、30億人の命が一瞬で奪われるという研究結果があります。しかしそれでもあと半数以上の人類が生き残っていますし、地球への致命的なダメージも与えられません。地球は頑丈なのです。でもこの頑丈な星は常にある危険に晒されています。それが隕石です。既に亡くなったスティーブン・ホーキング博士は、隕石が人類の最大の脅威だと考えており、常に次のようなことを言っていました。

「人類が永遠に生き残る唯一の手段は、宇宙移民だ。なぜなら、百万年という長いスパンで地球史を見た時に、恐竜を絶滅させたあの隕石事件が未来で起きる確率は100%だからだ」

恐竜を絶滅させた隕石事件が起きたのは6,600万年前でした。頻度から見れば今の自分の人生に関係のないことだと思うかもしれませんが、実は似たような事件が、直近100年の間だけで2回も起きていました。数百万人が亡くなってもおかしくない隕石事件でしたが、不思議なことに2回とも、人類はほぼ無傷でこれらの大災害を避けることができました。なぜそのようなことができたのか、誰かが地球を守っているのか、今回は謎の多い隕石衝突事件を分析していきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。

隕石について

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事件をご紹介する前に、まず隕石の恐ろしさを知っていただきたいと思います。推測では、毎日100トン程度の隕石が地球の大気圏に突入しています。そのほとんどが地表に到達できず、大気圏を通過する途中で焼失しますが、隕石の体積が大きい場合は話が変わってきます。現段階の観測によると、地球と衝突する可能性のある隕石は18,000個存在します。しかし、そのうち100年以内に地球に到達できるものはありません。しかし先ほど言った通り、直近100年の間に、既に2回も大きな衝突騒ぎがありました。この計算結果と現実がかけ離れた理由は、隕石の見つかりにくさとその尋常ではない速さに起因しています。音が空気中を伝わる速度が毎秒340メートルで、この速度はマッハ1とも言います。この音速に対して、隕石の落下速度は一般的に秒速数十キロメートル以上で、音速の数十倍もあり、マッハ20から30というとんでもない速度でも、実は隕石の中では遅いほうです。

よく「隕石がきたらミサイルで打てば良い」と聞きますが、現在最速の飛行機であるNASAのX43Aの最高速度はマッハ10です。最も速いミサイルの速度はマッハ20で、それ以上速い人工物は、現段階の人類ではまだ作ることが出来ません。ですので、最低でもマッハ20から30で飛んでいる隕石をミサイルで追いかけるのは不可能です。では、正面から迎撃する可能性はないのかというと、隕石の軌道を正確に予測し、その軌道にミサイルを撃って隕石へぶつけるというのはもっと無理な話です。厚さ100キロメートルもある大気圏を通過するのに、隕石はたったの4から5秒しかかかりません。その数秒間の間に正確な軌道を計算し、そこにミサイルを撃ち込む技術は、現段階の人類は持っていません。ですので、大きな隕石が飛んで来たら、私たちは何もできません。以上のことを理解していただいた上で、1件目の隕石衝突事件を見ていきましょう。

チェリャビンスク州での事象

2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスク州で、強い光を放つ火球が突然上空で現れました。出現してから数分後、火球が大きな爆音を伴い空中で焼失しました。爆発の瞬間、一時的に太陽よりも明るくなり、朝の地上に影を作り出すほどに輝いていました。その数分後に大きな衝撃波が地表に到達し、チェリャビンスク州とその周辺にある合計4,000棟以上の建物の窓ガラスが割れ、ドアが吹き飛ばされる被害が発生しました。ガラスの破片により1,500人近くのけが人がでましたが、幸いなことに死者はいませんでした。

その後の分析によると、この火球は直径約17m、質量は約10トンの隕石でした。この隕石の落下速度は秒速15km以上で、マッハ54の高速に達していたということです。もしこの隕石が、空中で爆発せずに地表と衝突した場合は、原子爆弾の30倍以上のエネルギーを放つと科学者たちによって推測されました。人口10万人程度の都市は3つの原子爆弾で破滅できると言われていますので、もしこの隕石が衝突した場合は、360万の人口を持つvが全滅していたでしょう。さらに、チェリャビンスクのすぐ近くに、大きな核燃料リサイクル工場がありますので、隕石が地面に衝突した場合は単純計算よりもっと酷い大災害につながった可能性もあります。隕石の空中爆発によって無数の命が助かったのは間違いありません。

隕石の爆発の直前に後方から現れた謎の物体

事件後に、数多くのドライブレコーダーによって捉えられた隕石落下時の映像がネット上にアップされました。妙なことに、これらの映像から一つ不思議なことが発見されました。異なる角度のいくつかの映像から、隕石が爆発する直前、その後ろに1つの物体が出現したことが分かりました。この物体が高速で隕石に近づき、そのまま隕石を貫通したように見えます。こちらの写真からわかりますが、物体が隕石の尻尾部分で突然現れ、隕石のおよそ2、3倍の速度で本体部分に突入し、そして本体を貫通して去っていきました。物体の軌道と隕石の軌道に角度があり、物体が隕石の後ろから現れ、そして隕石を追い越したことから、この物体は隕石の一部ではないことが推測できます。隕石の速度はマッハ54だったので、その2倍で計算しても、物体の速度は最低でもマッハ108であったと言えます。

真実の目
真実の目

映像が出回った当初、この物体がロシアのミサイルだという声が大半でしたが、先ほども説明した通り、現在の人類の最速ミサイルでもマッハ20しか出せません。もちろんロシア政府も公式なルートで、隕石にミサイルなどを発射していないと発表しました。

ではこの謎の物体は一体何なのか、ここからは僕の分析です。いつものように、SF小説として聞いてくださいね。

真実の目からの見解

UFO報告書の動画や投稿でご紹介しましたが、アメリカ海軍は加速300から600G、飛行速度が音速の数十倍の飛行物体を何度も観測しています。恐らく地球の上空では、人類の科学技術を遥かに超えた物体が常にウロウロしています。アメリカ政府が公表したUFO報告書から、これらの物体の存在は我々一般人には極秘情報ですが、政府の上層部においては確定した存在だという結論をこの動画でご紹介しました。ですので、この投稿は、これらの物体は存在しているかを分析するのではなく、これらの物体は誰の手によって作られた物なのかを僕なりに分析していきたいと思います。

まず、マッハ108を出し、無事に隕石を貫通できる技術力は、レベル1の文明後期からレベル2の文明以上ができることだと思います。「レベル1の文明」の内容を知りたい方は宇宙文明の動画や投稿をご覧ください。もし隕石を空中で爆発させたのが彼らだとすると、次の二つのどちらかの可能性が考えられます。

  1. 彼らは何らかの理由で、常に人類を見守っている
  2. 彼らも地球に住んでいるから、自分の居場所を守っている

1つ目については、レベル0.7の地球文明はレベル4以上の高度な文明によって作られたというのは、宇宙文明の動画や投稿で言いましたので、彼らが自分で作ったものを見守る、というのは何もおかしくありません。では2つ目の可能性についてはどうでしょうか。私たちと同じ地球に住んでいるのは誰で、彼らはどこに住んでいるのかについてですが、アメリカの原住民であるホピ族は、自分たちの祖先が地下に住んでいるという物語を言い伝えています。アメリカの探検家であるリチャード・バード少将が、南極探索プロジェクトで地底人と接触したことを一冊の日記にまとめていました。アドルフ・ヒトラーが戦中にもかかわらず、2回も探検隊を中国のチベットに派遣し、伝説の地底世界、シャンバラを探していました。

地底文明(イメージ)

多くの民族における地底世界に関する物語には、地底に不思議な力を持つ種族が住んでいるという内容があります。ですので、チェリャビンスク州上空の隕石を爆発させたのは、その地底文明の力による可能性が高いと僕は思います。また、アメリカの「UFO報告書」の動画や投稿の中で言及した謎の飛行物体も、同じく地底文明による物だと思います。彼らはどのような生物で、なぜ地下に住んでいるのかについては、またいつか1本の投稿にまとめるつもりでいますので、今回はいったんここまでにして、隕石の話に戻りますね。

ツングースカでの事象

次に紹介したい隕石衝突事件は、ツングースカ大爆発です。この爆発は、自然爆発と人工爆発を含めたすべてにおいて、人類の観測史上最も規模の大きい爆発でした。1908年6月30日の朝7時、ロシアのツングースカという地域で大きな爆発が発生しました。東京都とほぼ同じ面積の約2,000平方キロメートルの範囲にあった木がなぎ倒され、1,000キロ離れた家の窓ガラスも割れたほどでした。爆発の直後はキノコ雲が観察され、アジアとヨーロッパの一部の地域では、夜の空にえんじ色の光が反射する光景が数日間も続いていました。幸いなことに、爆発エリアは無人区であったため、死傷者はあまり出ませんでした。推測では、爆発の威力は初代原子爆弾の1000倍近くもあり、チェリャビンスク州の隕石の30倍以上の威力を持っていたとされています。

調査結果から、空中での爆発であることが示唆される

当時のロシアは、革命や戦争などで社会が非常に混乱していたので、爆発後の現地調査はすぐに行われませんでした。事件の13年後、やっと政府が調査チームを現地に派遣し、初の調査を実施しました。当時はまだ原子爆弾がなかったので、調査チームは隕石の衝突が爆発の原因だと推測し、クレーターを探しました。木の倒れている方向からすぐに爆発の中心地を特定しましたが、意外なことにそこにはクレーターの痕跡がまったくありませんでした。その後数十年間の間に、いくつかの他国による調査チームもツングースカでの爆発原因を調査しましたが、同じくクレーターの痕跡が見つかりませんでした。そのうちの一つのチームが撮った爆発地点の上空写真から、爆発による衝撃波が蝶のような形で拡散していたことが分かりました。彼らが一万倍に縮小した規模で爆発のシミュレーションを行った結果、爆弾が空中で爆発した時だけ、衝撃波が蝶のような形で拡散していきます。このシミュレーションの結果から、ツングースカ事件の爆発源は、空中での爆発であると示唆され広く認められました。

では物体の正体ですが、これは様々な説があります。SF色が強い説としては、微量な反物質が地球と衝突した説、小型ブラックホールが地球を通過した説、ニコラ・テスラによる地球規模の実験説などがあります。でも最も可能性の高い説は、やはり隕石だと考えられます。科学者たちの推測では、直径100メートル以下の隕石が、マッハ80の速度で墜落し、高度5から10キロメートルの上空で空中爆発したということです。チェリャビンスク隕石事件はツングースカ大爆発と類似点が多いことから、2013年にチェリャビンスクに落ちてきた隕石が爆発した後の調査結果によって、ツングースカ大爆発に関する多くの謎も解明されました。

もちろん、2件の爆発とも不可解なところがありながらも、自然爆発であるという可能性が高いと言われています。しかし、もしそれが本当に誰かの手によって意図的に爆発されたものであったとしても、目的はなんであろうと、無数の命が救われたというのが事実です。もしかしたら彼らもこの投稿を見ているかもしれませんので、コメント欄で彼らにお礼を言うことも悪くはないですね。

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