アフリカの“シャーマン”が語る「真の歴史」が衝撃すぎる!人類社会を操る“彼ら”の正体とは?
はじめに
「この世界は一部の者によって操られており、人類社会の全ては彼らの手の中にある。」私たち一般人にとって、これから世の中で何が起きるのか、社会がどうなっていくのかはわかりません。しかし、その未来の出来事はすでに“彼ら”によって決められており、人類社会は、彼らの用意したシナリオに沿って進んでいます。これは、前回のシンプソンズの予言から得られる一つの信じがたい結論です。“彼ら”とは一体何者で、どのような手段で全人類を支配しているのか?なぜそれほどまで巨大な力を手に入れるに至ったのか?今回は、この人類社会に数千年間も潜み続けるとんでもない秘密に迫っていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
6時間のインタビュー
今回の話は、1998年に行われた、6時間にも及ぶ長いインタビューから始まります。インタビュアーはイギリスのジャーナリスト、デイビッド・アイク、インタビューされたのはアフリカのズール族のクレド・ムトワという人物です。ムトワは南アフリカの「シャーマン」で、一部の人は彼のことを「祈祷師」や「ウィザード」とも呼びます。ズール族の中で、彼は「サヌシ」と呼ばれています。「サヌシ」とは、部族の祖先から伝わる「知識」の保持者と伝達者を意味します。ここで言う「知識」の中には、アフリカ大陸でこれまでに起こった“真の歴史の記録”が含まれています。サヌシたちは代々、起こった出来事や事件をそのまま忠実に記録、伝承してきました。その内容は教科書に書かれている歴史と異なる内容も多く、普通の人には受け入れにくいものです。
しかし、ムトワが言うには、教科書の歴史は争いの勝者が描いた彼ら自身のための物語にすぎない一方、歴代のサヌシたちはそういった目的を何ら持つことなく、物事を純粋に伝承するという使命を固く守ってきたそうです。ただ、残念なことに、1998年にインタビューが行われた時点で、アフリカにはムトワを含め、「サヌシ」は2人しか残っていませんでした。そしてその後、ムトワも2020年に亡くなります。これは恐ろしいことで、真の歴史の記録がこの世界から消えつつあるということを意味しています。そのため、この6時間のインタビューは昔の地球と人類に何が起きていたかを知るための非常に貴重な資料と言えます。このインタビューの内容から、今回の本題である“世界を操る彼らの正体”を探っていきます。それでは今から、インタビューでムトワが語っていたことを、まずは物語の形で見ていきましょう。
真の歴史
太古の昔、地球は不透明な大気に覆われ、太陽も現在よりはるかに小さくて暗く見えます。地表にはほぼ一年中雨が降り続け、陸にある木や植物は今よりもずいぶん高かったようです。その時の地球にはすでに人類が存在していましたが、それは現在の人間と大きく異なります。彼らは雌雄同体で、口は付いているものの、専ら食事をするためだけに使い、言葉を発することはありませんでした。彼らのコミュニケーション方法は、思考を直接交換するという精神的な手段でした。つまり、他人の考えを読み取ることができ、自分の考えも他人に読まれます。そのため、異なる言語による意思疎通の壁は存在せず、また、相手の真の考えを読み取ることができるため、人々の間には嘘や誤解もありませんでした。彼らはどのようにして誕生したのか、またどこから来たのかについてムトワは言及しませんでしたが、次に語る、地球で起きたとある出来事が彼らの運命を大きく変えました。
空からの来訪者
ある日、金色の光を放つ巨大な飛行船が何隻も空から降りてきて、その中から当時の人類と異なる外見を持つ生物たちが現れました。サヌシたちが伝える記録によると、これらの生物は身長約3メートル、直立歩行で、体は細身です。白目の部分が黄色く、瞳孔は縦長、顔立ちはトカゲによく似ています。ムトワはこれらの生物のことを「チタウリ人」と呼んでいます。
ちなみに、マーベル映画に登場するサノスの軍隊に爬虫類の特徴を持つ「チタウリ人」の兵士がいますが、脚本家のマーク・ミラーはムトワのこのインタビューを見てインスピレーションを受け、「チタウリ人」をマーベルに取り入れることにしたそうです。
ムトワによると、チタウリ人には、頭に角が生えている者もいれば、角がない者もいます。その数と大きさが、チタウリ人の地位を決定します。低い地位の者には角がなく、中間階級には小さな角があり、上位階級の者の頭には2本の大きな角があります。さらにムトワは1つ奇妙な現象について言及しました。1930年代からしばらくは、映画やテレビで描かれる宇宙人の姿は様々でした。しかし、ある時から、多くの作品で登場する宇宙人の姿が突然画一的になり、その多くはムトワが知るチタウリ人の姿と完全に同じ外見になりました。ムトワは、チタウリ人がどのような姿なのか知りたければ、『スター・ウォーズ』シリーズを見ればよいと言っています。そこに登場するダース・モールという人物は、チタウリ人の中間階級の個体とそっくりだそうです。唯一違うのは肌の色ですが、ダース・モールの師匠であるダース・シディアスの灰色の肌は、チタウリ人の肌そのものです。ムトワが思うには、『スター・ウォーズ』の制作スタッフの中には、チタウリ人のことを知っている者が確実にいます。
そして上位階級のチタウリ人の特徴についてですが、最高階級の個体、つまり彼らの王には、眉間に第三の目があります。その主な機能は知識と記憶の伝承です。王が死ぬ前に、次の王になる予定の個体と第三の目で見つめ合い、自身の記憶と知識を次の王に託します。これによって、王たちの間で知識が代々蓄積していきます。彼ら上位階級の寿命は約千年もあり、年齢とともに顎から髭のような組織が生えてきて、どんどん長くなっていきます。この組織の形は、古代エジプトのファラオの彫像にある髭とそっくりです。ファラオたちがこのような形の髭をこしらえていた理由は、上位階級のチタウリ人のマネをしていたのだとムトワは言います。同じく、ファラオの彫像に見られる細長い体と巨大な頭蓋などの特徴も、彼らがチタウリ人をマネしようとした結果です。なぜ古代エジプトの最高権力者であるファラオたちがチタウリ人をマネしたのか、それは、地球にやってきたチタウリ人たちが当時の人類に対して行ったことと関係します。
レプティリアンの陰謀
チタウリ人たちは地球に降り立つと、敵意を示すことなく、当時の人類に次のように伝えました。「我々は人類よりはるかに早く地球に誕生した種族であり、今、この故郷に戻って再び生活することにした。これから人類と仲良く、共に地球で生きていきたいのだ。我々は人類をより高いレベルの生命体に進化させ、より高い知能と能力を持たせることができる。」先ほどもお話したように、当時の人類の間には嘘が存在しなかったため、彼らはチタウリ人の言うことも全て信用し、チタウリ人が実施する一連の“進化”という名の体への改造を受け入れました。
チタウリ人はまず、洞窟のような構造の2種類の装置を作りました。そのうち一種は赤い光、もう一種は緑の光を放っていて、彼らが人類全員をその装置に入らせると、緑の装置から出てきた人は女性に、赤い光の装置から出てきた人は男性に変わりました。こうして、雌雄同体だった人類に性別という特徴が現れたのです。全ての人類は新しい体の構造に違和感を持ちましたが、チタウリ人はこれこそが完璧な体だと言い続け、次の改造に取り掛かりました。彼らはもう一つの贈り物、「言語能力」を人類に与えると言いました。人々は改造を受けた後、口と舌を使って言葉を話せるようになりましたが、それと同時に、他人の思考が読めなくなり、精神でコミュニケーションを取ることができなくなりました。
それからしばらくの年月が経って、人類は気づきました。言葉でのコミュニケーションは完全に精神的なコミュニケーションより劣っており、コミュニケーションの効率が著しく下がっただけではなく、互いに本当の思いを伝え合うこともできなくなり、人々の間に隔たりや誤解が生まれ、一部の人は嘘まで吐き始めたのです。この時、人類はようやく理解しました。当時は自分たちがチタウリ人の真の思考を読むことができず、彼らに騙されたのだと。さらに、チタウリ人が人類に教えた言語は一種類ではなく、何百、何千とありました。異なる言語を使う人々が徐々に各自のグループを形成し、それは後に民族という「壁」にまで発展しました。これらの民族の間で、誤解や習慣の違いによって、争いや戦いが絶え間なく起こり始めます。このような状況はチタウリ人がやってくる前の人類の間にはなかったものです。
ここで少し付け加えたいのですが、ムトワが語ったこのエピソードは、聖書にある「バベルの塔」の物語と非常に似ています。「バベルの塔」の物語では、初めは全人類が一つの言語を話していましたが、神は彼らの傲慢さを罰するために、様々な異なる言語を人々に与え、それによって彼らは互いに理解し合えなくなり、世界中に散らばることとなります。
聖書のこの物語と同様に、ムトワのエピソードにあるチタウリ人の目的も、人類をばらばらにすることだったと考えられます。ムトワによると、人類が言葉を使ったコミュニケーションを始めてから今日に至るまで、言語はさらに分岐し、種類が増え続けています。その理由は、チタウリ人が現在においても、人類の言語を分化し続けているからです。これについてはまた後程詳しくお話ししますが、当時の人類は、チタウリ人による改造がアップグレードではなく、ダウングレードだったことに気づいていたものの、彼らには逆らうだけの力がなかったため、仕方なくチタウリ人を神として崇め、チタウリ人の指示に従っていました。
それ以降、人類は完全に奴隷となり、チタウリ人のために金鉱を掘り始めました。ムトワが言うには、金属元素、特に金がチタウリ人の体にとって重要な元素であり、彼らは病気や怪我の治療にも金を使用する必要がありました。つまり、金は彼らにとって生死にかかわる重要な元素であるため、人類を金の採取の道具として利用しようと企んでいたわけです。
ところで、もっとも古い文明とされるシュメールが残した神話によると、“天より地に降り来たる者”の神である「アヌンナキ」たちが地球にやって来た主な目的も金鉱の採掘です。また、ムトワが継承した知識によると、チタウリ人の中に、兄妹であり夫婦でもある二人が、人類社会に新たな知識と文化を注入し、いわゆる文明を築き上げたとされています。この点は多くの他の古代文明の記述と一致しています。例えば、シュメール神話におけるアヌンナキの中で人類と最も深く関わった「エンキ」と「ニンフルサグ」は兄妹であり夫婦でもあり、人類に文明を与えた重要な二人とされています。彼らの外見については、上半身が人間で下半身が蛇であるという描写があります。古代中国の神話でも、人類を創造し、文明をもたらしたのは上半身が人間で下半身が蛇の姿をした、兄妹かつ夫婦である二人の神です。日本の神話には、「伊邪那岐」と「伊邪那美」という、夫婦であり兄妹でもある神がいて、この二人によって日本の陸や山、海などが創造されたとされています。
さらに、古代インドの神話には人類社会に文明をもたらした半人半蛇の神の兄妹がいます。聖書の物語では、蛇がアダムとイヴに知恵の実を食べるようそそのかし、それによってエデンの園を追放された2人から、人類が世界中に広がっていきました。マヤ文明では、翼を持つ蛇が神として崇められており、東洋文化では龍が崇拝されています。古代ギリシャの神話で蛇は神聖な動物であり、アテナの像の横では蛇が鎌首をもたげています。さらに、アフリカの神話においても、人類文明の起源は巨大な蛇から始まったとされています。ひいては現代でも、多くの国の医療機関や救急車のマークに、ギリシャ神話に登場する「アスクレピオスの杖」という蛇のシンボルが使われているのを、皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。一般的な目で見ると、哺乳類であり高度な知性を持っているはずの人類にとって、自身の知恵と文明が全て爬虫類によって与えられたものだというような認識は非常におかしく、プライドを傷つけそうなものです。しかし、サヌシたちが伝承した歴史を知ればこのような認識が生まれた理由は説明が付きます。
つまり、現代人類の文明が、本当に爬虫類型の生物、チタウリ人によってもたらされたものだったからだと考えれば、話の筋は通ります。しかし、もしチタウリ人と人類がこれほど密接な関係を持っていたのなら、なぜ現代社会で彼らの姿は全く見られないのでしょうか?これについてムトワは次のように説明しました。
サヌシたちによって伝えられた記録によると、ある時、人類とチタウリ人の間に一つの大きな戦争が起こりました。この戦争では、人類は「太陽神」の力を借りて勝利を収め、敗れたチタウリ人はそれから地球の地下で生活を始めました。しかし、戦争に敗れた後も、チタウリ人は人類の支配を諦めませんでした。彼らは人類を非常によく理解しており、その弱点を知っています。そのため、彼らは暗闇に隠れ、自身と人類の混血を利用して人類社会を支配しようとしました。後にこのやり方は成功し、人類は自分たちがこの地球の支配者だと認識していながら、実際にはその背後にチタウリ人の影響が潜み続けているのです。この戦争と、人類に伝わる様々な神話に関して、ムトワは次のように言いました。「もしチタウリ人が愛に満ちた神だったのであれば、彼らと人類との間の戦争は起こらなかったはずで、もし彼らが神のように全知全能であれば、人類との戦争に負けることもなかったでしょう」。彼らは単に人類とは異なる種の知的生命体に過ぎず、決して神などではありません。インタビューの中でムトワはその戦争がいつ起こったのか、「太陽神」とは何者なのか、それとも兵器のような物質なのか、そういった事柄については言及しませんでしたが、様々な面から推測すると戦争の時期は大体検討が付き、それはシュメール文明が誕生する前に起きたと考えられます。
人類社会の支配者
人類文明には古くから「王権神授説」という思想があり、「王の権限や威光は神から授けられたものだ」という主張が存在します。この思想はシュメール文明にまで遡ることができ、ムトワによると、その時の王はすでにチタウリ人と人類の混血で、今日までその血脈が継承されています。ヨーロッパの王室や貴族階級はこれらの血脈の一部の継承者であり、彼らが自分たちの血統の純粋性を一所懸命に守っている理由もここにあります。実際、銀行、財閥、政治など現代で支配的な地位にいる人々が、多かれ少なかれヨーロッパ王室や貴族の血脈を持っていることは研究によって明らかになっています
。例えば、2009年にBridgeAnne d’Avignonという12歳の少女がとある調査を行い、アメリカの歴代大統領のうち、一人を除いて全員がイングランド国王のジョンと血縁関係があることを発見しました。この調査結果がニュースに取り上げられた後、専門家によって再調査が行われ、確かにほとんどのアメリカ大統領がヨーロッパ王室の血を引いていることが明らかになりました。具体的には、34人の大統領はフランク国王のカール大帝の子孫であり、19人はイングランド国王エドワード3世の直系の子孫です。例えば、ジョージ・W・ブッシュはイギリス女王のエリザベス2世と親戚関係である上、他のヨーロッパ王族とも血縁関係があります。ムトワによると、ヨーロッパやアメリカに限らず、アフリカでも似たような事情が見られます。ほとんどのアフリカの部族の酋長たちは、自分の祖先は「天から降りてきた王」であると自称しています。同様に、彼らも自分たちの血統の純粋性を大事にし、一般人との結婚を避けてきました。
ムトワはさらに現代社会に潜んでいるチタウリ人の状況についても言及しています。チタウリ人は地球に来た当初、人類を利用して金を採取していましたが、彼らが人類に依存している事柄はもう一つあります。それは、人類を食事にすることです。ここで言う「人類を食事にする」というのは、人間の肉体を食べるということではなく、人間の脳波が特定の周波数にある時に、彼らがその中からエネルギーを得て、自身の生命活動を維持するということを意味します。ところが、人間の脳波が生み出すエネルギーは非常に少ないため、十分な量のエネルギーを得るためには、大規模な人口の脳波が同時に特定の周波数になる必要があります。地球上で戦争や災害などの重大な出来事が発生した時の人々が生み出す脳波は、彼らが必要とする周波数に合致するらしく、地球上で戦争や争いが絶えず、人口も増え続けている理由はここにあります。
また、チタウリ人の内部にも異なる複数の勢力が存在し、それぞれが人類社会の国家や民族をそれぞれに支配しています。人類社会における紛争の多くは、実はチタウリ人の勢力どうしの衝突によって引き起こされています。人類はただ彼らの代理戦争の道具として利用され、命を失っています。しかし、彼らの間でいかに衝突が起きていても、共通の目標は人類を支配し、利用することであるため、その点で彼らは非常に強く団結して活動します。現代社会における「お金」、「銀行」、「政治」、「メディア」、「軍事」、「商業」などは全て彼らが人類を支配するために作った統治のシステムです。またそれらのほかに、目に見えない支配の手段も存在します。例えば前回のシンプソンズの動画で言及した「予測プログラミング」はその一つです。彼らが映画、テレビ、漫画、書籍などの媒体(ばいたい)を使って、一般民衆に彼らの理念やアジェンダを植え付けます。人々は知らず知らずのうちに潜在意識の中でこれらのことを受け入れてしまい、彼らにとってより支配しやすい存在になっていきます。
では、人類社会とこれほど緊密に関係しているチタウリ人たちですが、なぜ人々は日常生活の中でまったく彼らの存在を目の当たりにしないのでしょうか?ムトワによると、これは現代社会で誰もが受けるワクチンと関係があると言います。この話を進める前に一応断っておきますが、これはあくまでムトワの話であって、僕の個人的な立場としては、ワクチンを受けるべきかどうかは各々個人の判断であり、ワクチンの効果や安全性については科学的な証拠に基づいた議論が重要だと考えています。
それでは、ムトワが1998年当時、何を語ったかを見ていきましょう。彼が言うには、実際は誰もがチタウリ人を見たことがあり、ひいては接触したことさえありますが、その時、人の脳は彼らの真の姿を識別できず、普通の人間として認識します。その現象が起きる理由は、ワクチン接種にあります。ムトワによると、彼が子供の頃、住んでいた地域でワクチンの接種が呼びかけられた時、祖父と祖母が「ワクチンを受けると盲目になる」と言ったそうです。接種を受けたかどうか確認される際、祖父祖母はカルダモンの種を熱し、ムトワの腕にワクチン接種後のような傷跡を焼き付けて、検査をかわしました。このようにしてワクチンを逃れた子供は他にも何人かいましたが、それ以降の十数年間で、彼は奇妙な現象に気が付きました。彼を含むワクチン摂取を避けた人は、UFOのような飛行物体をよく目にするのに対して、ワクチンを受けた人たちはそれらを全く見ることができません。さらに、ムトワは自身の目でチタウリ人を至近距離で見たこともあるそうです。彼が思うには、人間の視覚に関連する一部の脳の機能は、ある種のワクチンを受けたことによって制限され、特定のものを見ることができなくなっています。このように、チタウリ人があらゆる手段を使って人類を支配し、人間をまるで大人しい羊のように家畜化したというのが、サヌシとしてのムトワが伝承した歴史です。
考察
常識的に考えて、これは陰謀論の一種ですが、それでもムトワが語ったことを真剣に考える価値はあると思っているので、これについて僕の個人的な意見を述べましょう。まずはインタビューに対する率直な感想ですが、ムトワは非常に幅広い知識を持っており、様々な国や民族の歴史と文化をはじめ、現代物理学にまで及ぶ話題を自由自在に語る姿は非常に印象的でした。それに加えて、彼の論理的な話し方、考え方、そして優しい心、これらは僕を惹きつけ、6時間ものインタビューを最後まで見ることができた十分な理由になりました。ただし、彼が語った話は、各民族の神話や古い記録とところどころで妙に一致する以外、チタウリ人の存在を含め、その内容を証明できる決定的な証拠はありません。ですので、これらの内容はあくまで、サヌシとしてのムトワが伝承したアフリカ大陸の神話、もしくは古い言い伝えとして捉えたら良いと思います。ただ、以前も話しましたが、神話が真の歴史を反映している可能性は否定できません。ムトワの物語にあるチタウリ人の存在は、決してありえないものではありません。ほかの霊長類とよく似ていながら、我々人類には高度な知恵を持つという特異性があります。同じように、爬虫類とよく似た生物が高度な知恵を獲得するということは起こりうるはずです。もっと言うと、爬虫類は霊長類より数億年も早くこの地球上に誕生したので、客観的に時間の余地だけを考えれば、彼らの方が人類より先に知恵を手に入れたという可能性さえあります。話の中にあるチタウリ人という存在は、極論、物理法則にも生物の法則にも反していません。そして、彼らのエネルギーを摂取する手段についても、もしチタウリ人が本当に人間の脳波からエネルギーを摂取しているとしても、それがまったくの不可能だとは思われません。私たちの周りにいる植物を見てみてください。彼らは口を持っておらず、太陽光を浴びるだけで生きていけるという不思議な能力を持っています。生物は様々な方法でエネルギーを摂取することが可能です。
そして何より僕が感じたのは、ムトワが本当に伝えたい思い、「チタウリ人の実在を信じろ」というよりも、「眠っている、目を閉じている人々を起こしたい」という感情です。「無知は幸福」とよく言われますが、これは間違っています。竜巻が近づいているのを知らずにいれば、その時だけは平穏かもしれませんが、それで何も心配せず、何も行動を起こさなくてよいというわけではありません。なぜなら、現実から目を背けている間にも、竜巻は確実に近づいているからです。無知や否定は結局のところ、より大きな問題や深刻な結果を招くことになります。ムトワは、眠っている“羊たち”を起こそうとしています。動画の最後に、ムトワがインタビューで話したことを、ぜひ皆さんにも聞いていただきたいと思います。アフリカにはこういうことわざがあります。「暗い夜は常に光が扉の前で見守っている」。
人々は心の奥底からすでにチタウリ人への反抗を始めています。冷戦時代、多くの人々はソ連と西側諸国との間に勃発するかもしれない第三次世界大戦を待ち構えていました。イギリス、アメリカ、ソ連が競って核兵器の実験を行っていた当時、誰が想像できたでしょうか。そのわずか数十年後、若者たちが自発的に平和団体を設立し、フランスの原子爆弾試験場で行われようとしている原子爆弾の試験を阻止しようと試みました。わずか40年前、野生動物を狩る行為は見世物として扱われていましたが、今では、ほとんどの猟師は動物を狩ることをショーとして披露したりしません。なぜなら、かつて無差別に動物を殺して「英雄」とされていた人々は、今では「キラー」とみなされるからです。同じく40年くらい前は、誰も地球の気候や環境について気にかけず、人々は自分たちの行動が地球の気候変動に影響を与えることさえ知りませんでした。
しかし今、多くの人々が自身の経済的な利益を犠牲にすることになっても、地球環境を保護しようと動き始めています。私たちの心の中には新しい意識が生まれてきています。これらすべてが、人々が魂の深いところで反抗を始めていることを意味します。しかしそれでも、チタウリ人が人類社会を支配しているという事実は続いています。エイズやエボラウイルスがアフリカ大陸を襲ったのも、彼らの手によるものです。私たちははっきりと目を覚まさなければなりません。そして、「陰謀論」という言葉自体についても見直すべきです。「理論」は人を殺さず、何も奪わず、子供に害を加えることもありません。「理論」はただ一種の「思想」に過ぎません。しかし、数え切れないほどの「陰謀」が確実に存在しており、人類社会のあちこちで、あなたのすぐ近くで、今でも多くの命を奪っています。誰かがいわゆる「陰謀論」を話しているとき、彼を笑う前に、まずは彼が何を言っているのかを少し真剣に聞いてみてください。
それでは、今日もありがとうございました。
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