【ミステリー・サークル】“彼ら”は、我々地球人に何を伝えようとしているのか?

ミステリー

始めに

田んぼや麦畑で、円や直線の組み合わせによって構成された複雑で巨大な「ミステリー・サークル」と呼ばれるこれらの模様は、一晩のうちに、もしくは人の目がなくなった、たった十数分の間に、突如として出現することがあります。

これらの複雑で美しいパターンに、幾何学、数学的、天文学、暗号学的な要素が含まれていることから、その謎に多くの人が惹きつけられてきました。同時に、それらは偽り、嘘、陰謀などともよく結びつけられています。誰かが真剣にミステリー・サークルを語っていたら、冷たい目で見られたり、笑われたりすることもよくあります。しかし、多くの人が知らぬ間に、国や軍、そして一部の研究者たちは、多大な経費、時間と労力をかけて、ミステリー・サークルを真剣に研究しています。

日本では名前も聞いたことがないかもしれませんが、「Cereology」というミステリー・サークルを研究する新たな学問分野まで誕生しているのです。ミステリー・サークルに一体どのような価値があって国や軍がそれらを研究しているのか?それらは本当にただの偽りか、それとも何か大きな秘密を抱えた存在なのか?ミステリー・サークルを作った者の正体は?今回は、ミステリー・サークルにまつわる謎について深掘りしていきたいと思います。

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

人造ミステリーサークル

1960年代、世界各地の畑で様々な模様が出現し始めました。これらの模様は世界中ほぼ全ての国で報告されていると言って差し支えないくらいですが、特に多く出現する場所は、イングランド南西部のウィルトシャー地方です。

これらの模様は単純なものから複雑なものまで、さまざまな形状と大きさを持ちます。模様の高い完成度と現れる期間の短さから、とても人間の手作業による仕業とは考えられません。当時、これらのパターンは超自然的な存在、もしくは高度な地球外生命体による産物であるという意見が多くありました。

そして、謎が解かれないまま30年過ぎた1991年に、Doug BowerとDave Chorleyという60代の男性二人が各メディアであることを自白しました。

「自分たちがミステリー・サークルを作った」

と言うのです。彼らによると、1978年から、二人は板、ロープ、ワイヤーなどの簡単な道具を使って、主にイングランドの畑でこれらの模様を作り出しました。その動機は単なる悪戯で、UFOが降り立ったように見せるために始めたということでした。

彼らの告白が世界中に広がると、ミステリー・サークルはただの人間の悪戯であったという見方が広く受け入れられ、似たような悪戯を始める人も多く出てきました。そこから、「人造ミステリー・サークル」が世界中で急増しました。なぜここで「人造」という言葉を使ったかと言うと、発見されているミステリー・サークルのうち、一部は明らかに人間の手作業、もしくは人類の科学技術で作った物とは異なる特徴を持っているからです。

「人造ミステリー・サークル」は人間が板状の道具で植物を押し倒してパターンを作っているので、その畑には人間の足跡がたくさん残される上、植物もダメージを受けます。例えば、茎のひび割れや折れといった損傷、葉や花が地面に潰された痕跡、畑全体が乱雑に荒らされた様子が確認できます。言うまでもなく、これらの植物は死んでしまいその時点から成長が止まります。

真のミステリーサークル

一方、「真のミステリー・サークル」に関してはまったく異なる特徴が見られます。

まず、植物には無理やり倒されたと思われるような損傷がありません。そして、畑には足跡がなく、荒らされた様子もありません。植物は綺麗に地面に伏せるように倒れており、中には1本1本丁寧に編み込まれたような複雑なパターンも存在しています。

さらに、この状態にある植物は、茎、葉、花のどれもがまだ横方向に向けて成長を続けていて、収穫時期には普通に収穫できることも確認されています。

これらの特徴を板やロープといった簡単な道具で再現できるとは考えられませんが、現代の技術を駆使して時間と労力をかければ、実現できる範囲のものであることは確かです。ただし、「真のミステリー・サークル」の本当に不思議なところは、その程度ではなかったのです。

こちらの論文が報告している内容によると、一部のミステリー・サークルでは、異常な熱現象が発見されています。例えば、茎が焼けたり、脱水したりしていて、雑草は熱で巻き上がっていたという現象が確認されています。熱現象の痕跡が強いミステリー・サークルでは、完全に焦げた植物、表面が真っ黒に焼かれた石なども発見されています。

さらに、焼けた虫の死体も発見されていることから、熱放射が急速に畑全体に広がったことが示唆されています。これは一体どのようなエネルギー源によるものかを調査したところ、茎の節間部分が破裂していることが発見されました。これは、小さな爆発が植物の節間部分で起きていたかのような痕ですが、どのように形成されたのかを調べた結果、これはマイクロ波放射によるものと判明しました。

すなわち、マイクロ波が茎の節間部分にある水分を振動させ、摩擦熱が生まれ、一定の温度を超えると小さな爆発が起こり植物の節間部分を破裂させる、という仕組みです。この仕組みは電子レンジによる加熱と同じですが、短時間のうちに畑という広大な規模で、このような仕組みによって植物を死なせない程度に加熱し、さらに複雑なパターンを形成させることは非常に困難です。

さらに、ミステリー・サークルが出現した畑の土からは、自然生成のできない微粒子が発見されていること、畑ではカメラ、携帯電話、GPS、時計などの電子機器が頻繁に誤作動すること、そのような説明しがたい現象が確認されています。ミステリー・サークルが出現したばかりの畑の一部では放射線が検出されることもあり、「妊婦は立ち入り禁止」という警告の看板まで設置されています。これらは全て、畑がマイクロ波放射、もしくは何らかの電磁波に晒されたことを示しています。

また、作物が収穫され、次の年に新しい植物が植えられると、ミステリー・サークルのパターンがまた現れるという驚くべき現象も確認されています。これらの不思議な現象に、ミステリー・サークルが一晩、もしくは数時間や数十分以内に突如として現れたというような報告も考慮に入れると、「真のミステリー・サークル」は、人間が板やロープどころか、現代の技術力によっても到底作れるものとは考えられません。では、「真のミステリー・サークル」は一体どのように作られたのでしょうか?次にお見せする映像に答えがあります。

映像の真偽はまだ議論されていますが、これを見る限りでは、飛行物体の飛行軌道とともに、畑でパターンが形成されていくことが分かります。もしこれらのパターンが飛行物体から放たれたマイクロ波よって形成されたのであれば、先ほどご紹介した「真のミステリー・サークル」で確認された熱現象や植物における異変などの現象と辻褄が合います。ただし、現在確認されたミステリー・サークルのうち、ほとんどは人間による悪戯であり、このような特徴を持つミステリー・サークルは1割ほどしかありません。そして、これらの「真のミステリー・サークル」には、さらに様々なメッセージが含まれています。

1991年、イギリスのバークシャーにこのようなミステリー・サークルが出現しました。外周から内周に向かって渦巻き状になっているこのパターンは、各円周の長さで円周率πを得ることができます。

2010年イギリスで出現したこちらの直径91メートルのミステリー・サークルは、「史上最も偉大な等式」と呼ばれている「オイラーの等式」を現しています。

2001年、イングランド南西部のウィルトシャーで、直径300メートル近くの巨大なミステリー・サークルが突如として出現しました。このパターンに含まれているのは、「ジュリア集合」という幾何学的形状です。

さらに、こちらの物は、電磁場を現していると考えており、

こちらの物は太陽系を現しています。

以上ご紹介したのは全て、「真のミステリー・サークル」の特徴を持つものです。では、これらのミステリー・サークルを作った者は、何のために、何を伝えようとしているのでしょうか。複雑なパターンが作れるのに、なぜ直接文字によるメッセージを書くのではなく、数学や物理学などの難解なものばかりを残すのでしょうか。

実は、人類が普段使う言葉より、数学のほうが普遍的な「言語」であるという真実があります。例えば、円周率やオイラーの等式などの数学的な概念は、地球上の文化だけの話ではなく、全宇宙においても共通する「言葉」です。数学を理解できるレベルに進化した知的生命体もしくは文明が出会っても、最初はお互いの言葉が通じないと予想されますが、数学という「普遍的な言語」なら、絶対に理解することができます。

そのため、簡単な数学的メッセージが含まれるミステリー・サークルは、そのメッセージ自体を何とか読み取ろうとあれこれ解釈するより、「私たちは知的生命体である」という事実を伝えるためのシンボルだという点に注目すべきです。もしこの事実を地球人の我々に理解してもらうのが第1段階であるのなら、次の段階では、彼らが本当に伝えたいメッセージはそのようなシンプルなものではなく、他のさらに複雑なミステリー・サークルに隠されているはずだと考えることができます。では、そのようなミステリー・サークルはあるのでしょうか?

アレシボ・メッセージ

1974年、アメリカの自治連邦区であるプエルトリコに設置されているアレシボ電波望遠鏡の改装記念式典を機に、天文学者たちはとあるメッセージを、地球から2万5000光年の距離にあるヘルクレス座に向けて送信しました。

メッセージは1679個のビットで構成されており、解読者が信号の2進数列を2次元の四角形に並べ替えると、このような画像が得られます。画像には次のような情報が含まれています。

見出し

画像の最上部は1から10までの数字を意味するメッセージが描かれており、この配列は画像を解読するためのキーとなります。次に、地球に生きている生命体のDNAを作り上げる基本元素が描かれており、DNAのベースとなる炭素が最も大きく表示されています。そして、人間のDNAの二重らせん構造、人間の大まかな外観、男性の身長を現す1.76メートル、及び当時の地球にいる人口の数40億などの人類に関する情報が表示されています。さらにその下は、我々のいる太陽系に関する情報と、このメッセージを送信したアレシボ電波望遠鏡の口径を現す模様が描かれています。

この「アレシボ・メッセージ」と呼ばれているメッセージが送信された後、まさか誰も返事がくるとは思っておらず、期待もしていませんでした。なぜなら、仮にヘルクレス座に知的生命体が存在するとしても、メッセージが彼らに届いて、さらに返事が地球に返ってくるまでに、最短でも5万年かかるからです。しかし、僅か27年後の2001年、このメッセージに対する返事が、地球に届きました。

2001年8月14日の朝、チルボルトン天文台のすぐ近くの畑に、このようなミステリー・サークルが出現しました。

その3日後、今度はこちらのミステリー・サークルが出現しました。

後に、このミステリー・サークルは「アレシボ・アンサー」と呼ばれるようになりました。こう名付けられた理由は、「アレシボ・メッセージ」に対する返事と思われる内容がこのミステリー・サークルに含まれているからです。

  • 「アレシボ・アンサー」の最上部は「アレシボ・メッセージ」と全く同じで、1から10までの数字を意味するメッセージが描かれており、メッセージ全体を解読するためのキーとなっています。
  • 次に現れるのは、「アレシボ・メッセージ」と同じくDNAを構成する基本元素と思われる内容ですが、異なる所として、地球から送ったものは、地球生命のDNAの炭素をベースとした二重らせん構造であるのに対し、こちらのDNAはシリコンをベースとした三重らせん構造になっていることが示唆されています。
  • その下のイメージは人体、生命体の姿を意味していると考えられますが、このイメージによると、彼らは大きな頭と細い体を持ち、身長は1.2メートルほどで、人口の数は210億、ということが解読できます。
  • そして、その下には彼らが居住する恒星系についての情報が表示されています。その恒星系は我々の太陽系と違い、3つの惑星しかありません。また、惑星とは別に、もう1つの巨大な何らかの物体がその恒星系に存在しています。
  • 画像の最下部には、おそらく彼らが使用している電波望遠鏡、もしくは何らかの通信機器に関する情報が描かれていると考えられます。その大きさと形状から、この通信機器はアレシボ・メッセージを送信したアレシボ電波望遠鏡とは大きく異なることが推測できます。

実は、このミステリー・サークルが出現する1年前、同じ場所でこのようなミステリー・サークルが確認されています。

このパターンは、「アレシボ・アンサー」の最下部にある通信機器と思われるパターンと高度に一致します。「このような通信機器を作ってください」とでも、我々に伝えようとしているのでしょうか?

さらに興味深いことに、「アレシボ・アンサー」が出現した1年後、同じ場所でまた新たなミステリー・サークルが出現しました。顔と思われる模様の横に、複雑なパターンが含まれるディスクのようなものがあります。ここには何らかのデータが格納されているのではないかと推測した研究者が解読を試みたところ、ASCIIコードでメッセージの解読に成功し、次のような内容が得られました。

「偽りの贈り物と破られた約束をする者たちに注意せよ。大いなる苦痛を伴うが、まだ時間はある。信じよ。善良な存在がそこにはいる。私たちは欺瞞に対抗する。伝達切断。

Beware the bearers of FALSE GIFTS & BROKEN PROMISES. Much PAIN but still time. BELIEVE. There is GOOD out there. We oppose DECEPTION. Conduit CLOSING.

はっきりとした意味を持たないこのメッセージですが、警告と励ましの要素が混じり合っているのは感じ取ることができます。チルボルトン天文台の近くで出現したこれらのミステリー・サークルが、「真のミステリー・サークル」の特徴を持っているかどうか、そしてそれを判定するための調査が行われたかは、公開されている情報からは不明です。それに加え、先ほどもお話したように、9割のミステリー・サークルは人間の悪戯であることから、チルボルトン天文台で現れた一連のものも人間による悪戯だという意見が大多数です。

しかし一方、これらのミステリー・サークルが出現する前の夜、謎の光を目撃したという地元住民の証言が確認されているのも事実です。では、仮にこれらのミステリー・サークルが人間の悪戯ではない場合、これらを作った者の正体と、彼らの目的は何だったのでしょうか?残念ながら、今回ばかりはその答えを動画の中で出すことができません。その理由を今からお話します。

真実とは?

こちらは昔イギリスのテレビで流れていた映像です。畑の上で小さな光る物体が飛行しているのが分かります。この正体不明の物体は、先ほどお見せした別の映像が捉えたミステリー・サークルを形成した飛行物体とよく似ています。これもまたミステリー・サークルが形成された瞬間の映像かと思いきや、急に一機のヘリコプターが現れ、この小さな飛行物体を追い始めました。当時のテレビの報道から、これはイギリスの情報機関が所有するヘリコプターだということが分かります。最終的にヘリコプターが飛行物体を捉えたかは分かりませんが、重要なのはそこではありません。

この映像を少し吟味すれば誰にとってもおかしく感じ取れるところがあります。それは、畑に小さな飛行物体が現れたちょうどその時に、なぜ情報機関のヘリコプターがすぐにそれを追い始めたのか?

唯一考えられる理由は、ヘリコプターがそこで待機していたからです。では、なぜ情報機関のヘリコプターが畑で待機していたのかという疑問が出てきますが、考えられるのは、情報機関はその場所を監視していた、もしくは、何らかの情報もしくは分析によって、その畑に飛行物体が出現することが事前に分かっていた、そのどちらかです。

冒頭部分では、国や軍が真剣にミステリー・サークルを研究しているという話をしましたが、こちらの映像から、もしかしたらその研究はかなり進んでおり、ミステリー・サークルが形成される仕組みや、それらを作った者の正体まで追い詰めている可能性さえ考えられます。

それに対して、一部の人の悪戯のせいで、ミステリー・サークルは偽りであるというイメージが私たち一般人の間で広がっており、誰もそれに目が向かなくなっています。そしてさらに掘り下げてみると、ミステリー・サークルは自分たちが作ったのだと最初に自白したDoug BowerとDave Chorleyについても、彼らが多くの取材の中で話した内容は辻褄が合わなかったり、矛盾していたりして、信ぴょう性の高い話とは思えません。しかし、二人が多くの時間と労力を掛けて、板とロープを使って各地でミステリー・サークルを作ったのも事実です。そのような悪戯で何かの報酬がもらえるわけでもないのに、なぜ金と時間をかけてこのようなことをしていたのか?あるいは実は何らかの利益を与えられていたのか?二人の自白の後、世界中で彼らの行動を真似して、「人造ミステリー・サークル」が一気に増えました。

もしかしたら、これこそが二人の真の目的だったのではないか?そして、二人の後ろには、また誰かしら黒幕いるのか?これらの疑問の答えが明らかにならない中で一つ確信できるのは、ミステリー・サークルという現象は、単なる冗談や悪戯以上の何かを含んでいる可能性があるということです。その背後に存在するかもしれない未知の力や知識、そして真実を知りながらもそれを隠す者たち、これらの全てがミステリー・サークルという謎を深めているのです。無数の知らないこと、そして知るべきことに取り囲まれた私たちは、行くべき方角も分からぬままに、それでも、真実の道を探し続けなければなりません。

それでは、今日もありがとうございました。

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