月面基地と「第二の人類」元CIA工作員による衝撃の証言

宇宙奇譚

リモートビューイングで見た月の裏側、恐ろしい存在が私たちのすぐ近くにいる!

はじめに

「月の裏側に何があるのか?」科学技術の進歩により、その謎の一部は解明されつつありますが、そういった科学の本流とはまったく異なる思いもよらない場所から、この謎に意外な形で光が当てられました。1998年、インゴ・スワンという人物が一冊の本を書きました。そこには、彼がアメリカCIAの極秘プロジェクトに雇われ、特殊な能力を用いて月の裏側を遠隔透視し、信じられない光景を目撃したという証言が記されていました。当初はただのSF小説にすぎないと思われていたこの内容ですが、後にアメリカの「情報自由法」によって公開された極秘資料から、CIAが超能力に関する極秘プロジェクト「スターゲイト」を行っていたこと、そしてインゴ・スワンが確かにプロジェクトに関与していたことが明らかになったのです。前回の動画で既に「スターゲイト・プロジェクト」について詳しく解説した通り、このプロジェクトでは特に「リモートビューイング」、つまり「遠隔透視」という能力の研究・開発に力を入れていました。スワンはプロジェクトの中でもずば抜けた才能を持つ一人であり、彼が月の裏側をリモートビューイングで見た光景は、政府上層部が長年隠し続けてきた月の真の姿を示唆するものかもしれず、極めて大きな衝撃をもたらしました。今回は、主にスワンの著書に基づいて、彼がリモートビューイングで見た月の裏側の驚くべき実態について探っていきましょう。

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

インゴ・スワン/極秘プロジェクト「スターゲイト」

スワンは幼少期から自分が「遠隔透視」の能力を持っていると自覚していましたが、特に他人と変わらない普通の生活を送っていました。しかし、そのような人生は37歳の時に一つの求人広告によって一変します。その広告は、アメリカ政府のとある公的機関が「超能力を持つと感じる者」を募集する求人でした。興味本位で応募したスワンは無事に面接に合格し、「スタンフォード研究所(SRI)」で研究者たちの研究対象となりました。彼はそこで様々な実験を受けます。

これらの実験は、指定された座標の風景や地下施設の様子、封筒の中の書類の内容、そして箱の中の物体の詳細などを説明、描写させるという、リモートビューイングの能力をテストするものです。スワンを含め、被験者たちはプロジェクトの詳細を知らされておらず、さらに、何も考えず、推測せずにひたすら実験を受け続けることが求められていたため、そんな退屈な日々に耐えられず数ヶ月で辞めてしまう被験者がたくさんいました。とうとう、スワンも無限に繰り返されるテストに限界を感じ始めます。しかし彼は辞めるのではなく、自分なりの実験方法を研究者に提案しました。

木星のリモートビューイング

それは、「木星」のリモートビューイングです。当時、NASAが打ち上げた宇宙探査機のパイオニア10号はあと数ヶ月で木星に接近する予定であり、それまでに木星に対してリモートビューイングを実施すれば、結果のフィードバックも得られますし、スワン自身もプログラムをやめることなく、今までの退屈なテストから解放されることが叶います。研究者側もこれを試す価値があると考え、スワンの提案を受け入れました。実験でスワンが透視することになった各項目は、それまでの科学の知見ではまだ分かっていなかったものばかりです。

例えば、輪のような構造が木星にもあるかどうか、大気の組成、衛星の詳細な特徴などです。スワンは数回にわたってリモートビューイングを行い、木星に関する様々な情報を報告しました。その中には、木星に薄い環があること、大気中に複雑な渦や嵐のような構造があること、惑星の表面に赤い大きな斑点があることなどが含まれていました。また、木星の衛星についても、いくつかの衛星の表面の特徴や、氷に覆われた衛星があることなどを描写しました。数ヶ月後、パイオニア10号が木星に接近し、実際の観測データを得ると、驚くべきことに、スワンの描写の多くが実際の観測結果と一致していたのです。特に、木星の環の存在や赤い大きな斑点の詳細な描写は、研究者たちを驚かせました。この成功により、スワンのリモートビューイング能力に対する信頼性が高まり、彼の人生を予想外の展開へと導きました。

謎の任務

木星のリモートビューイングから約2年後、スワンの元に思いがけない電話が入りました。受話器の向こうは、ワシントンD.C.の高官、以前から超能力に関心を抱き、スワンと親交を深めていた人物でした。しかし電話での彼の声は、いつもと違ってかなり真剣でした。

高官:「スワン、近々、アクセルロッドという人物から連絡が入るはずだ。緊急な案件らしい。可能な限り、彼の要請に応じてほしい。そして、彼には一切の質問をしないでほしい。頼む。」

突然の依頼に戸惑いを覚えながらも、スワンは友人の依頼を受け入れました。しかし、緊急性が強調されていたにもかかわらず、謎のアクセルロッドから電話が来たのは4週間後でした。深夜3時を回った頃、電話が鳴り響きます。眠気まなこを擦りながら受話器を取ると、電話の相手は低く落ち着いた声で話し始めました。

アクセルロッド:「アクセルロッドと申します。本日正午までにワシントンへお越しいただけますか?突然で恐縮ですが、ご協力いただければ幸いです。時間と諸経費は全て補償させていただきます。」

その電話にスワンは一瞬戸惑いましたが、友人の言葉を思い出し、彼は質問を控えて相手の要求に応じました。

スワン:「分かりました。何とかして行きます。」

約束の場所に到着すると、背後から声をかけられました。振り返ると、双子のような二人の男性が立っていました。彼らが無言で1枚のカードを差し出すと、そこには次のような内容が書かれています。

会話と質問は控えてください。これはお互いの安全のためです。

そこから先は、まるで映画のワンシーンのような展開でした。車、そしてヘリコプターと乗り継ぎ、約1時間後、スワンは正体不明の施設に案内されます。部屋では、一人の男性が待っていました。

スワン:「どのような任務ですか?」

アクセルロッド:「まずは事務的なものから始めましょう。スワンさんへの報酬として、日当1,000ドルを提供します。任務が終わった後現金でお渡しします。もし辞退する場合このままお帰りいただきますが、もちろん今日の日当1,000ドルはお支払いします。どうなさいますか?」

その言葉に、スワンは内心で驚きを隠せませんでした。スタンフォード研究所での年収をわずか1週間で上回る金額を思い浮かべ、彼は決意を込めて答えました。

スワン:「お引き受けします。」

アクセルロッド:「ありがとうございます。スワンさんの評判は我々の間でも非常に高い。今回の任務では、スワンさんのリモートビューイング能力を活用したいと考えています。ただし、一つ条件があります。今回の件に関して、絶対的な秘密保持をお願いします。状況次第では秘密保持契約にサインをお願いするかもしれません。ただ、率直に言うと、我々は自分たちの痕跡を残さないようにしていまして、それは文書についても同じです。このような口約束に法的な拘束力はありませんが、少なくとも10年間、今回の出来事について一切口にしないことを約束していただきたい。10年経過した後はご自由にされて構いません。その頃には、我々の使命も終焉を迎えるでしょう。もしこの条件を受け入れられないのであれば、今すぐにニューヨークのご自宅へお送りします。いかがですか?」

スワン:「分かりました。約束は必ず守ります。」

アクセルロッド:「助かります。では、本題に入りましょう。スワンさん、今回は月の裏側を見ていただきたいと思います。」

スワン:「月の裏は既にアポロ計画でたくさんの写真が撮られたと思いますが、リモートビューイングで見る必要があるのですか?」

アクセルロッドはその質問を無視し、淡々と続けました。

アクセルロッド:「私たちはスワンさんに月に行ってもらい、見たことを記述してもらいたいのです。いくつかの月の座標を用意しました。全部で10か所です。いけそうですか?」

スワン:「一度にあまり多くのターゲットをやると精確性が落ちますが、少しずつなら問題ないと思います。」

アクセルロッド:「分かりました。それではゆっくり見ていきましょう。伺ったところ、スワンさんは午前中の方が調子も良く、力が発揮できるそうですね。任務は明日の朝から始めます。今日はもうゆっくり休みましょう。ここにはジムとプールもありますので、自由に使ってください。今からお部屋に案内します。」

その夜、スワンはほとんど眠ることができず、頭の中でいろいろ考えていたようで、彼の著書には次のような自嘲的な内容が書かれています。

「私が一番考えたのは、いかにして今回のミッションを台無しにせずに1日1,000ドルもの日当を無事にゲットするか、ということでした。」

月のリモートビューイング

そして翌朝、任務が始まりました。部屋にはスワンとアクセルロッドがいるほか、一台のテープレコーダーだけが置かれています。リモートビューイングを開始する前に、スワンは月の現在位置を確認するようアクセルロッドに要請しました。月が満月で、太陽の反対側にあり、西に向けて沈んでいると報告を受けると、彼は月へと意識を向けました。

スワン:「月に来ました。最初の座標を教えてください。座標の前に“月”という単語を加えてください。」

アクセルロッドが座標を伝えてしばらくすると、スワンは話し始めました。

スワン:「ここは暗いです。私は崖の近くにいます。かなり高くそびえ立ち、暗い岩でできている崖です。それから、風を感じます。なにか大気のようなものも感じます。ええと……、大きなトラクターが走った痕が見えています。これらは、光沢のある金属か何かでできたトラクターが走った痕です……これは本当に月の座標ですか?」

アクセルロッド:「ここに関してはもう十分です。次の座標に進みましょう。」

新しい座標を与えられ、スワンは再び集中しました。

スワン:「申し訳ありません。私は地球に戻ってしまったようです……」

アクセルロッド:「なぜそう思うのですか?」

スワン:「ここには……ええと、私はおそらくクレーターのような場所にいます。ここには奇妙な緑色の光があります。何かが光っているようです。」

アクセルロッド:「他に何が見えますか?」

スワン:「緑色の光を放つものが見えます。高く設置されていて、サッカー場のような形や広さをした光の列のようです。これらの光は何かの塔の上に設置されているように見えます。高さは100フィート以上あります。何かの音も聞こえています。大量の埃が空中に浮かんでいます。私は今、月にいるとは思えません。すみません、どうやら地球のどこかにいるようです。」

スワンは一旦リモートビューイングを中断し、調子が悪いからこの後どうすべきかとアクセルロッドに尋ねようとした瞬間、アクセルロッドは眉間にしわを寄せながら、手に持っている鉛筆をバキリと折りました。

アクセルロッド:「光、ね?確かに光を見たのですね?」

スワン:「ええ、確かに光を見ました。でもそれは私のミスで、地球のどこかに飛んでしまったのかもしれません。」

アクセルロッドはスワンを見つめ、何も言いませんでした。

スワン:「まさか、これらの光が実際に月にあるということですか?ソ連が月に基地を建てたとでも?」

アクセルロッド:「さて、任務を続ける前に休憩を取りたいですか?」

スワン:「ちょっとアクセルロッドさん、これらは地球でつくられたものではないですよね?どうやらあなたたちは既に状況を把握しているようだ。なぜ私に見てもらう必要があるのか、リモートビューイングを続ける前に説明してください。」

アクセルロッド:「説明はできません。少なくとも情報は提供できません。ここで終わりたいのなら今帰っても構いません。」

スワン:「なぜ私に見てもらう必要があるんですか?それだけ答えてください。頼みます、アクセルロッドさん。」

アクセルロッド:「あなたに協力を求めた理由は簡単です。月に関する写真や証拠を見ると、様々な解釈ができ、混乱することがあります。そこで、月について何も知らないあなたのような能力者に、月で何が見えるか確認してもらうというアイデアを私が思いついたわけです。あなたの情報は、これまでの証拠とは全く別の、新しい視点を提供してくれるものだ。それらは、複数ある解釈の中からどれがより正しいかを判断する手がかりになる。どうですか?続けますか?それともここで終わりますか?

スワン:「続けます。」

スワンは答えました。この時の彼はお金のことより、月の裏に一体何があるのか知りたいという強い気持ちが、任務を続ける動機になっていました。

それからの数日間、アクセルロッドはいくつかの月の座標をスワンに見てもらいました。多くの場所は、平凡な月の景色で、特別なものはありませんでした。しかし一部に関しては、月にあるはずのない物がスワンの目に映りました。それらが何なのか、スワンは理解できませんでしたが、彼は見たままをスケッチに描き起こしました。アクセルロッドはそれらを一枚残らず回収しました。

この画像はスワンが当時見たものを記憶で復元したものです。ご覧の通り、機械、塔、橋、建物らしきものが描かれています。どれもが月にあるはずのないものです。しかし、この一連の驚くべき発見さえも、任務最終日に起こった出来事の前触れに過ぎませんでした。

月の裏側に隠れる“彼ら”

その日の任務で、スワンが提示された座標にたどり着くと、ある建物が目に映りました。

スワン:「ドームのような建物が見えます。その表面には“ネット”のような構造があって、中からの光が見えます。」

アクセルロッド:「建物の中を覗いてみてください。」

スワン:「人の姿を見ました。人間と全く同じように見えます。全員が男性です。彼らは働いているようです。ええと……数名の人は急に身振り手振りをし始めました。あ!一人は私の方向を指さしました。彼らは……私を見ています!彼らは私を指さしています!」

アクセルロッド:「そこから離れろ!!現実に戻るんだ!!今すぐだ!!」

アクセルロッドの声でスワンは急いで意識を現実に戻し、目を開けました。

アクセルロッド:「……今回の任務はここで終了です。」

それを聞いたスワンは驚きましたが、しばらくしてアクセルロッドに尋ねました。

スワン:「あそこにいた彼らも超能力を持っていますね?そしてあなたはそれを知っている。そうですね?」

アクセルロッド:「スワンさん、一旦休憩を取りましょう。」

スワン:「彼らが地球にいるリモートビューアーたちを殺しにくる可能性はあるでしょうか?私はさっき、はっきりと敵意を感じました。」

アクセルロッド:「そのような可能性を示唆する証拠は何もありません。」

スワン:「証拠がないってどういう意味ですか?」

アクセルロッド:「これを評価するのは極めて難しい。我々には分からないことが多すぎます。彼らが持っている能力と技術についてはまだ謎が非常に多い。彼らがあなたを見つけたかどうかは分かりませんが、我々のミッションの進め方に先入観を持つべきではありません。いずれにせよ、あなたにこれ以上リスクをかけたくありません。夕食を召し上がったら、ニューヨークのご自宅までお送りします。今回のスワンさんの協力に心から感謝します。」

スワン:「なるほど。では私からも一つお伝えしておきます。それは、彼らの能力は私が持っているリモートビューイングとは違う、ということです。」

アクセルロッドは珍しく驚いた表情で聞きました。

アクセルロッド:「それはどういう意味です?」

スワン:「ええと、正確には分かりませんが、彼らが私を“見た”時、実際の私を見ていたわけではないでしょう?では、彼らは何を見ていたのか?そこがポイントです。」

アクセルロッド:「続けてください」

スワン:「テレパシーというのは単なる心と心のコミュニケーションではありません。テレパシーが働くためには、その背後にエネルギーが必要です。彼らが私を“感じ取った”とき、それは単なる心の振動のようなものを拾ったのではなく、私の存在を次元的に感じ取ったのではないかと思います。彼らはその感じ取ったエネルギーを使って、私がどこにいるのかを突き止めようとしていたと私には感じられました。」

アクセルロッド:「つまり、彼らの知覚は我々の理解を超えているということですか?」

スワン:「おそらくそうです。彼らは物理的に見るのではなく、何かを感じ取っているようです。それは単なるテレパシーではなく、もっとレベルの高いものでしょう。」

ここでアクセルロッドは意外な言葉を口にしました。

アクセルロッド:「スワンさん、夕食の後、もう少し話をしませんか。」

その日の夜、アクセルロッドは質問を始めました。

アクセルロッド:「スワンさんのような熟練者は、特定の座標を与えられただけで、その場所の光景を見ることができますね。なぜ座標がターゲット指定に効果的なのか、あなたの見解を聞かせてください。」

スワン:「正直、私も完全には理解していません。ただ、座標はターゲットの具体的なイメージを与えずに純粋な位置情報として機能するので、リモートビューイングの焦点がより鋭くなるのかもしれません。そして、座標は文化や言語にも依存しないため、無意識の偏見が入り込む余地が少なくなるのではないでしょうか。」

アクセルロッド:「それだけではないと思いますが……」

スワン:「説明するのは何とも難しいですね……。座標が機能する根本的な理由は、感覚の共有かもしれません。私たちリモートビューアーは、種全体が持つ記憶にリンクすることができ、そこで指定された座標のターゲットに関する情報を入手していると考えています。」

アクセルロッド:「つまりアカシックレコードにリンクしたということですか?」

スワン:「いいえ、この場合はおそらく種全体の記憶ストレージのようなものにリンクしています。何と言い表すべきか、とにかくDNAレベルで刻まれた何かしらのものです。」

アクセルロッド:「なるほど、そのようなところから座標を使って情報にアクセスしているということですね。だとしたら宇宙のターゲットには機能しないはずですが……まあ、興味深い視点をありがとうございます。」

それからこのような質問を様々に受けて、スワンは自分の超能力に対する理解を言葉が尽きるまで語り、アクセルロッドは終始冷静な表情でそれらを聞いていました。最後に、アクセルロッドがそれらを全て文書にまとめてほしいと依頼したため、スワンは手書きで15ページほどのレポートにまとめて、任務を終えました。

その後、スワンはアクセルロッドとの約束を守り、10年以上その任務のことを誰にも喋りませんでした。彼が参加していたスターゲイト・プロジェクトは1995年に正式終了しましたが、その理由がアクセルロッドの語った「我々の使命は10年後に終わる」という言葉と関係があるかは不明です。

時が経ち、スワンは超能力が確実に存在しているということを世の中に知ってもらいたいという思いで、一連の出来事を本にまとめて出版しました。一方、解禁されたCIAのスターゲイトに関する1,200万ページの文書からは、アクセルロッドによって主導されたこの任務の記録は見つかっていません。それも当然で、スワンの話によれば、アクセルロッドは文書による記録を避けていたからです。スワンのスケッチや手書きのレポートは手がかりになりそうですが、それらを残すほどアクセルロッドは迂闊ではないでしょう。

考察

もちろん証拠がどこにもないので、スワンが本で語ったこの話が真実かどうかは誰にも分かりません。ただ、僕はこの話はかなり信ぴょう性があると思っています。インゴ・スワンは、前回の動画でご紹介したジョゼフ・マクモニーグルと共に、スターゲイト・プロジェクトで大いに活躍したリモートビューアーであり、二人が関与した数々の任務は公開されたCIAの文書に記録されています。それらの内容を見ると、スワンのリモートビューイング能力は間違いなく本物です。既にある程度知名度を持っていた当時のスワンは、作り話をする動機も目的もないはずです。そこで、もしスワンの話が全て事実であって、彼が見た月の裏の物事が本当に実在しているとしたら、この話で特に気になる点が2つあります。

1つ目は、「座標」に関するスワンの解釈です。前回の動画でご紹介したマクモニーグルが火星をリモートビューイングした任務でも、火星の特定の座標が伝えられた後、マクモニーグルはその場所の様子が映像として見えるようになります。なぜそのようなことができるのか、スワンの解釈するところによると、リモートビューアーたちは種全体の記憶ストレージにリンクすることで、特定の座標にアクセスしています。実は、僕はこれがかなり正解に近いのではないかと考えています。

現在の地球に生きている我々人類、大昔の火星に生きていた人々、そして月の裏に隠れている“彼ら”、この三者は、同じルーツの種である可能性が非常に高いです。それがゆえに、マクモニーグルとスワンは、それぞれ種全体の記憶ストレージにリンクし、提示された座標の情報を入手することができました。さらに、地球人類が知らないはずの木星の状況を見たときも、スワンは月にいる“彼ら”の記憶ストレージから木星の情報を入手したのではないかと考えられます。地球文明が火星文明の続きであるという説はこれまで何度もお話ししてきました。

それが真実なら、我々と昔の火星人が同じ種だというのは理解できます。しかし、月にいる“彼ら”は一体何者なのでしょうか?これに関しては、また機会があれば僕なりの分析を1本の動画にまとめる予定です。そして、前回の動画でも、今回のスワンが関与した任務でも、リモートビューアーたちに提供された火星と月の座標が一体どうやって入手されたものなのか、その裏にはどんな真実があるのかについても併せて詳しくお話ししていきたいと思います。

2つ目は超能力から離れますが、月に関して少しお話ししたいと思います。以前のアポロ計画の動画でご紹介した通り、アームストロングたちが月に上陸した時、その功績を称える華やかな表舞台の裏で、彼らは一連の不思議な物事を目撃し、どうも月には高度な知能を持つ何かが存在しているようだと認識しました。地球に戻った後、アームストロングたちが記者会見で見せたまるでお通夜のような表情を見て、人々は、「彼らはそもそも月に行っていないから記者会見であんな不自然な振る舞いを見せたのだ」と疑いましたが、僕が思うに、彼らは確かに月にたどり着いたものの、そこで何か衝撃的なものを目撃したのではないでしょうか。自分の宇宙観、人生観が月面の衝撃的な真実によって覆され、さらに地球に戻ったあと、それを誰にも言うなと命令されたら、誰でもこんな表情になるでしょう。

月に関する異常な発見は他にも数多くあり、それだけで数本の動画にまとめられるほどの量なのでここでは割愛しますが、月は地球に最も近い天体であり、常に私たちのすぐ近くに存在しているような感覚を与えてくれるので、ほとんどの人は月について何も特別な考えを抱きません。人々は火星、遠くの銀河に存在するかもしれない宇宙文明については興味を持つ一方で、月については関心が薄いのです。これは、遠くに気を取られて、月の異常現象や奇妙な出来事について無視しがちだからです。もちろん、情報を把握している一部の人がそれらを一般民衆に公開しないのも、人々の無関心の要因です。

最後になりますが、この動画をご覧の皆さんに1つお願いがあります。僕自身は超能力が存在していると信じていますし、それが超能力と呼ばれている理由は、現段階の科学がそのメカニズムを解釈できないだけだからだと考えています。もし、視聴者の皆さんご自身、もしくは周りの誰かが超能力を持っているなら、あるいは身近でそのような話を聞いたことがあれば、ぜひコメント欄でその話を聞かせてください。

それでは、今日もありがとうございました。

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